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土佐ジロー「地鶏の証明」

地鶏肉の日本農林規格、第3条「地鶏肉の規格」より

■素びな出生証明(規格:※1在来種血統が50%以上のもの)

50%以上 < 土佐ジロー:100%

父:土佐地鶏(在来種血統100%)

母:ロードアイランドレッド(在来種血統100%)

土佐ジローは高知県原産の土佐地鶏という在来種血統100%の地鶏の雄と、アメリカ原産のロードアイランドレッド(アジア起源の在来種血統100%)の雌を掛け合わせた一代交雑種で、地鶏肉の規格である素びな出生証明においてクリアしています。

■飼育期間(規格:80日間以上飼育)

80日間 < 土佐ジロー:雄鶏の場合140~160日間

雌鶏の場合430~450日間

土佐ジローは雄鶏の場合で140~160日間、雌鶏の場合で430~450日間の飼育期間が定められています。よって、地鶏肉の規格である飼育期間において80日以上をクリアしています。

■飼育方法(規格:平飼い)

※2平飼い < 土佐ジロー:平飼い(※3放飼い)

高知県畜産試験場発行の土佐ジローk飼育管理マニュアルにおいて平飼い鶏舎と放飼場の組み合わせによる放し飼いが定められています。

■飼育密度(規格:1平方メートルあたり10羽以下)

10羽以下 > 土佐ジロー:6羽以下

高知県畜産試験場発行の土佐ジロー飼育管理マニュアルにおいて鶏舎の広さは1平方メートルあたり6羽以下と定められています。

■飼育密度(規格:1平方メートルあたり10羽以下)

  • *1 在来種とは:明治時代までに国内で成立した鶏(38種)
  • *2 平飼い:鶏舎内又は屋外で地面や床面を自由に運動できる飼育方法
  • *3 放飼い:平飼いのうち、日中野外において飼育する方法

参考:ブロイラー(肉用鶏)は飼育期間:約55日間(オス・メス平均)飼育方法:平飼い 飼育密度:1平方メートルあたり約16羽程度 特定の基準なし